すべてはタイミングとスペーシング
白雪姫のアニメーターでベティブープの生みの親グリムナトウィック氏
『全てはタイミングとスペーシングだ。アメリカ人がこういった物を作ったとは意外だ。』
タイミング
そういえば、友人の作画アニメーターも同じ事を言っていました。
作画アニメーターはアニメを観て何処が原画(エクストリームorブレークダウン)で何処が動画(インビトウィーンor中割り)なのか直ぐに分かると言います。その『タイミング』とは何なのか?を本著では簡単なイラストで紹介しています。
ボールが左上から右にバウンドして行くというイラスト
・ボールが地面に接したフレームが『タイミング』である
・その『タイミング』でアクションの全てが決まる
・『タイミング』はアクセント&ビート&ヒットである
CGでいう所の『動作の最大値』のキーフレームをどのタイミングで入れるか?
という事でしょうか。
スペーシング
本著では上記のボールのイラストを参考に色々と述べているが、日本語でいう所の
タメツメです。後詰め・先詰め・溜めとか。
そして、ここまでを総括すると重要なのは『動作の最大値』+『後詰め・先詰め・溜め』
上記の2つがアニメの基本要素として紹介されています。
その後数ページは柔らかいボールがバウンドする際、接触時は縦に潰し、接触前後は横に潰すと効果的ーと紹介しています。ただし、何でもかんでもやらないで、固い物とかはやらなくてもいいよーとの事。※CGアニメーターは作画アニメーターへのリスペクトも有るので何でもかんでもやってしまいガチです。
レッスン1
ここでようやっとレッスン1です。
が...レッスン1の内容は『アニメーションをやっている時は何も聴くな』です。
....っはい!分かりました!
著者は上司に叱責され、何も聴かなくなった後の方が物事をよく考えられ、腕も驚く程上達したそうです。他にもCGアニメーターにも効果絶大だったそう。
2015年7月31日金曜日
2015年7月30日木曜日
ドローイングを学ぶ事
何故本書を執筆したのか。
省略:題名そのまま
時間軸の中のドローイング
省略:アニメーションの歴史をひも解いた内容
ドローイングを学ぶ事
このチャプターではドローイング(デッサン)がいかに重要かが記されています。
『ピノキオ』や『三匹の子豚』で知られるアート・バビット氏は「ドローイング(デッサン)を
描けない人は、ドローイングを忘れていい。そして手足の無い役者でいなさい』
といった言葉を残しているそうです。
描けない人は、ドローイングを忘れていい。そして手足の無い役者でいなさい』
といった言葉を残しているそうです。
つまりデッサンの出来ない人はアニメーターを辞めろ...という事でしょうか?ガクブル
101匹わんちゃん・不思議の国のアリス・ピーターパン等数々の作品の作画監督
であるミルト・カール氏の言葉など数々の辛辣なコメントが紹介されています。
近年日本ではアニメーション作品において、楽園追放・サイボーグ009等の全編3Dセルルック作品が増えてきました。管理人の短い経験則でいうと、将来的にアニメーターとは別にクリーンナップとレイアウトアーティストという役職が増えてるのでは?予想しています。3Dセルルック作品においてのクリーンナップとは表情を含めたディティール修正&清書担当者の事です。現在は何処のスタジオもアニメーターが兼任していますが、本来であればディティール修正担当にはドローイング力は必須。つまり、3D作品においてデッサン力の必要性はモデラーだけでは無いという事なので人事ではありません。ぐぬぬ
項目④へ続く
項目④へ続く
まえがき
当サイトは著書アニメーターズサバイバルキッドを雑駁に実践して紹介するブログです。
当著書は379ページに渡る為、管理人の独断と偏見で項目を選択し実践します。
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