2015年7月31日金曜日

すべてはタイミングとスペーシング・レッスン1

すべてはタイミングとスペーシング
 白雪姫のアニメーターでベティブープの生みの親グリムナトウィック氏
『全てはタイミングスペーシングだ。アメリカ人がこういった物を作ったとは意外だ。』

タイミング
そういえば、友人の作画アニメーターも同じ事を言っていました。
作画アニメーターはアニメを観て何処が原画(エクストリームorブレークダウン)で何処が動画(インビトウィーンor中割り)なのか直ぐに分かると言います。その『タイミング』とは何なのか?を本著では簡単なイラストで紹介しています。

ボールが左上から右にバウンドして行くというイラスト
・ボールが地面に接したフレームが『タイミング』である
・その『タイミング』でアクションの全てが決まる
・『タイミング』はアクセント&ビート&ヒットである
CGでいう所の『動作の最大値』のキーフレームをどのタイミングで入れるか?
という事でしょうか。

スペーシング
本著では上記のボールのイラストを参考に色々と述べているが、日本語でいう所の
タメツメです。後詰め・先詰め・溜めとか。
そして、ここまでを総括すると重要なのは『動作の最大値』+『後詰め・先詰め・溜め』

上記の2つがアニメの基本要素として紹介されています。

その後数ページは柔らかいボールがバウンドする際、接触時は縦に潰し、接触前後は横に潰すと効果的ーと紹介しています。ただし、何でもかんでもやらないで、固い物とかはやらなくてもいいよーとの事。※CGアニメーターは作画アニメーターへのリスペクトも有るので何でもかんでもやってしまいガチです。

レッスン1
ここでようやっとレッスン1です。
が...レッスン1の内容は『アニメーションをやっている時は何も聴くな』です。
....っはい!分かりました!
著者は上司に叱責され、何も聴かなくなった後の方が物事をよく考えられ、腕も驚く程上達したそうです。他にもCGアニメーターにも効果絶大だったそう。

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